<Header>
<Author: 王維>
<Title: 敕賜百官櫻桃>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 敕（ちょく）百官（ひゃくわん）に櫻桃（おうたう）を賜（たま）ふ>
<BookPage: 73>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
芙蓉闕下會千官，
紫禁朱櫻出上蘭。
纔是寢園春薦後，
非關御苑鳥銜殘。
歸鞍競帶青絲籠，
中使頻傾赤玉盤。
飽食不須愁內熱，
大官還有蔗漿寒。
<End Poem>
<Translation>
宮延に百官をあつめて、宮中から真赤なユスラウメを賜わることになった。これは内園でできたもので、皇祖皇宗の靈廟に供物にしたばかりの新鮮な出盛りをみなに頂戴するわけで、決して御苑で鳥がついばんだ残り物なんかではない。われもわれもと青い線の紐で飾った籠に入れ、それを馬の鞍につけて歸って行く。宮中の宦官たちは次から次へと赤玉の大皿を傾けてはュスラウメを分配している。さて、このニスラウメというのは食べすぎると内熱が出るといって心配する人があるが、こ心配無用!
大膳職のほうでは、ぬかりなく蔗漿というさとうきびからしぼった飲み物を用意してある。それをあとから頂戴すれば、身の内を涼しくして熱をさます効用がある。ごえんりょなくたくさん頂戴することですな。
<End Translation>
<Formatted Translation>
宮延に百官をあつめて、
宮中から真赤なユスラウメを賜わることになった。
これは内園でできたもので、皇祖皇宗の靈廟に供物にしたばかりの新鮮な出盛りをみなに頂戴するわけで、
決して御苑で鳥がついばんだ残り物なんかではない。
われもわれもと青い線の紐で飾った籠に入れ、それを馬の鞍につけて歸って行く。
宮中の宦官たちは次から次へと赤玉の大皿を傾けてはュスラウメを分配している。
さて、このニスラウメというのは食べすぎると内熱が出るといって心配する人があるが、こ心配無用!
大膳職のほうでは、ぬかりなく蔗漿というさとうきびからしぼった飲み物を用意してある。それをあとから頂戴すれば、身の内を涼しくして熱をさます効用がある。ごえんりょなくたくさん頂戴することですな。
<End Formatted Translation>